探索59日目

あれはまだ私がわたしについてのなにがしかを知るよりは前のこと。
なにうたがうことのない　おさない幸福の中にいたころに、

風の彼方、せせらぎのむこう、森の木立の間から、
おいでとさそう幻影の声を　不思議なことだと思いはしなかった。

ちいさい私のゆびさししめす先には　しばしば　ひとも
私のいうものが　ふたしかに現れているのを見たものだったので

私はただ不思議なものを見つけるのがはやいだけの子供であり
それを生みだしているのがほかならぬわたしであることなど
考えることだにしなかった

ただ　家の古い大きな暖炉の片隅に「かく」と
居場所を定めた　ひとりのとおい血縁の老婆だけが

私を叱り　その示してみせるものを嘘だとわめき
そのくせ　ことあるごとにとりどりの物語を聞かせてくれた。

あれはまだ私がわたしについてのなにがしかを知るよりは前のこと。
おいでとさそう幻影の声を　不思議なことだと思いはしなかった。

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だいぶ前に準備だけしていて
うっかり出すのを忘れていたモーリーの過去話。
話というかポエム？
もう少しつづきも書こうと思っていたのですが
ちからつきました。


最近PCの設定を語ることが流行っているのでしょうか？
あれ、設定の作り方を語るのが流行っているのかな？
作り方についてはまたいずれ。

作り込むのは嫌いでないのですが、
油断すると一族郎党設定したくなるのでセーブしています。
それ以外では、ぼんやり決まっていることろと
しっかり決まっている所があります。
ですので機会があれば増えていく。


モーリーは農家の出で、１１人兄弟の末っ子です。
時代がなんちゃって西洋１２世紀ごろなので、
当然１１人全員が大きくなったわけではないのですが、
それなりに生き残って、年の離れた兄や姉は
既に結婚したりなんかもしていたらしい。

ひとより少しだけ成長が遅かったりしたこともあり、
まわりからはかわいがられたようです。
見た目もいいし。

少し前から農村が随分力をつけてきていて、
そういった大きい農家の子供であったわけですが、
叔父や叔母あたりなら一緒に住んでいたり、
親戚でも独立していないひとは家族同然で、
ゆるやかな大家族。
子供の数もそれなりに多く、
ころげまわって幼い頃を過ごしました。

それでもやはり少しふしぎな子供でした。
もともと幻術的な力を伝える血統だったものが、
長命種の作用で増幅されていたためです。
一族にはそれ（長命種）とは関係なく
魔法の強いひとが時々出て、
日記の老婆はそういった一人です。
彼女はモーリーが無意識に幻術を操るのを知っていて
随分危ぶんで、気にかけていたようです。

実は読み書きは多少出来るのですが、
基本的に文語習慣のない文化ですので、
物語は口から口へと伝えられていきます。
老婆はそういうものを覚えている方だったので、
いろいろと話して聞かせてくれました。
モーリーも記憶力がいいので、全部今でも覚えています。

当時物語はほんとうと考えられていたので、
小さいモーリーの興味をそこに向けることにより、
あるかないかのまぼろしには
気を向けないようにさせようという意図が
多分にあったものとおもわれますが、
それも逆効果でした。

１６歳の誕生日を過ぎたある日
（見た目的には１３～４歳）
彼は旅の男にかどわかされてしまいました。
男はモーリーのうたびとの師匠となる、
さすらう長命のもののひとりであったのです。


他にも決まってることはちょいちょいあるのですが、
とりとめがないのでこの場はこれだけ。
日々の記憶の更新もひさしぶりです。
ごめんなさい次からはもう少し！
（誰に言っているのか）

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戦闘の記憶
敵：ハーフシェイド、アイアンナイト×２
結果：７ターン勝利
獲得：鉄屑
探索：銀塊
※　地下１階好戦度＋２戦。モーリーも７ターン目に落ちています。さすがに手強いですが勝てない戦いでもなさそう。ウーラニアを喚んでおいてさらに幻獣２体はしんどかった…。　※

生産の記憶
合成：砂鉄＋養岩→プニプニ枝（合成実験）
　　　大きな牙＋赤色のドロドロ→ロードナイト（地底湖出品枠：エモ(1186)様）
食材作製：22PSから食材 まぼろしの青い食材 を作製
料理：茸づくしの煮込みハンバーグランチ（いいおにく40）
　　　鳥と茸の香草焼きランチ（おにく20）
合成実験は養岩の強度確認です。絞りきれなかったのがくやしいですが、手持ちの材料ではこれが限界です…！
食材作製については別記事に。