探索5日目

探索５日目。

困ったね。
手持ちの食材がさっそく尽きてしまったようだよ。

充分な食事を取らなくては、
楽しい物語も語れやしない…というわけでもないのだがね。

どれ、今日は不思議な食卓の話でもしようか。

通り過ぎてしまう家々のなかのひとつの扉が、
そこへの入り口になっているのだよ。
その食卓には、ありとあらゆる懐かしい食事、
華やかな、特別な日のための料理が並んでいる。
しかし、すっかり食事を終えて満ち足りた気になってから、
ふと君は気づくのだよ。
そこには最初から誰ひとりほかに人はおらず、
君を出迎えたものはなく送り出すものとてなく、
そして…

…おっと、新しいお客が来たようだよ。
翅が付いているとは妖精の一種か？
其れにしては穏当ではない気配だけれども。

君も私の話を聞いていくかね？
ちょうど、終わりない迷宮の話のひとつをしていたところなのだよ。

…聞かないのかい？
それは残念なことだね。

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戦闘の記憶
敵：偽妖精（平原）
結果：５ターン敗北